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上のブログからです。
高齢の親をかかえる娘と嫁の会、10月の荒天予報により延期になった「シニアサイン」講座を11月6日に開催しました。
講師は中村ちえみ先生。
もともと高齢者施設に勤務していらっしゃったのですが、高齢者とのコミュニケーションに興味を持ち、名古屋まで勉強に通われたそうです。
まだお話ができない赤ちゃんと大人との「ベビーサイン」はかなり広まってきましたが、ベビーサインを使うのはほんのいっとき。
でもお話ができにくくなった高齢の方との意思の疎通をするのにシニアサインがあれば、使える期間は長いです。
私が今回改めて分かったのは、認知症や病気、加齢が進んでお話ができなくなった方ばかりでなく、耳が聞こえづらい方にも有効だということです。
耳が聞こえづらくなると、周りの状況の変化に対応しづらくなり、疎外感、あきらめまで感じてしまうそうです。
「ちゃんと聞こえているか」ということのほかに
「脳で理解できているか」ということもとても大事です。
94歳になる母も耳が大変遠くなりましたが、補聴器を使っていません。
特に機械を通す、電話やテレビなどが聞こえづらそうです。
親戚に電話しても、聞き取りにくくなるとすぐ私に代わります。
「聞こえない=理解できない=理解しようとすることをやめてしまう・あきらめてしまう」
というパターンです。
*補聴器を使うにはトレーニングが必要!!
なんだそうです。←こちらも初めて知りました。
シニアサインと言っても、最初はこちらのいう言葉を補う動作でいいそうです。
・正面または顔が見える位置につくこと
・まずアイコンタクトをとること
・相手の注意をこちらに向けること
・笑顔が大事
どうやったら、高齢の方と気持ちよく毎日の生活を送ることができるのか、とても考えさせられるセミナーでした。
中村先生、どうもありがとうございました。