NPO法人生活支援サインは発語が困難、聞こえが困難な全ての人が、身振りやサイン(よちよち手話やシニアサイン)を使うことによって、だれもがいつでも、いつまでもコミュニケーション豊かな毎日を送ることができる社会をつくることを目指して活動しています。
「音声言語と視覚言語」
手話を身に付けて感じたことは、音声言語とは全く違う視覚言語の手話を必要としている人は聴覚障がい者だけではなく、もっと多くの人がサインを必要としているのではないかと考え、まず頭に浮かんだのは高齢になって耳が遠くなった人との会話に必要だということでした。
‘高齢者を介護する人=シニア世代の人’と考え、「シニアサイン」と名付けました。
多くの介護の担い手の人に使ってほしいと、名古屋市にある日総研にお願いして「臨床老年看護」「高齢者けあ」「訪問介護サービス」の3誌に計17回掲載していただきました。
それらをまとめて2008年1月「シニアサイン~介護に役立つ楽々手話」(毎日新聞)を出版することができました。